Gli Alberghi Diffusi visti da Yasushi and Eri Watanabe
In questi giorni abbiamo avuto il piacere di far visitare alcuni alberghi diffusi all’architetto e professore universitario giapponese 渡辺康 accompagnato da sua moglie Eri Watanabe. Segnalo di seguito i post che Yasushi Watanabe ha pubblicato sull’AD di Portico di Romagna di Marisa Raggi sull’AD il Borgo di Sempronio e sull’AD Sextantio
今回Albergo diffuso協会の会長Giancarlo Dall’Ara氏とやりとりして、5つの集落を推薦してもらい、その中で回りやすいところの一つがフィレンツェから北東に車で2時間のEmilia Romagna州のPortico di RomagnaのAl Vecchio
Conventoでしたが、
訪れて最初は何故だろうと思いました。ここは山岳地帯ですが谷間の川沿い街道に面した集落で、その中の古く大きめのホテルでした。聞くと切り盛りしているMarisaおばさんが生まれたこの村の宿屋をご主人と35年前に買い取りミラノから移住し、食堂を開き、10年後ホテルにし、15年ほど前から村の空家を買い取り客室を増やしながらAlbergo diffusoに参加したとのこと。客室は古く特に特別なことは無いのですが、素晴らしい食堂やぶどう棚の中庭がありました。そして、山のトリュフ狩り体験、2人の息子と作る絶品料理の教室、イタリア語学校なども行い、フランスやオランダ・イギリス・ロシアなどからそれらを習いに来たり体験しに人が集まっていました。一見なんと言うことの無い寒村にヨーロッパ中から人が集まるのが不思議でしたが、食事をして納得がいきました。
Santo Stefano Di Sessanioで2日目の客室はもう少し清潔でした。sextantioのリーダーのDaniele Kihlgren 氏には事前にメールでやりとりしていたので、1日目の客室は一番ハードな?他に無いものにしてくれたのかもしれません。しかし、客層は老夫婦も多く、レセプションでは暗くて懐中電灯を買ったという老婦人や替えてくれと言う他の客も居ました。宿泊施設は夫婦で来る人が多いので、あまりに汚れて開口も小さく暗いと難しそうです。2日目は映画”大いなる沈黙へ”の世界のようなくらいの汚れでした。たぶん、Albergo diffuso2の客室は、中世の庶民は本当にこのような家で過ごしていたのだろうな〜と思います。
3つのAlbergo Diffusoは、始め方も売り物にしているものも様々でした。Albergo Diffuso1のsempronioは過疎化する村に人を呼び経済的に良くし、集落の生活が味わえるという典型的なものでした。それに対しこのSanto Stefano di Sessanioはほぼ廃村になっていた集落を宿泊施設として再生し、中世の生活が体験出来るということのようです。ここはsextantioという会社が運営し、この後MateraのSassiでも運営し評価は高い。ここで興味があったのは、本当に汚れている状態で客室とし、新しい設備との対比を見てみたかったからでした。写真を見てどうでしょう?実際もかなり汚かったので、ここまでやるか〜という感じで面白かった。周りが汚いからこそ新しく白い壁やバスタブが鮮やかに感じられました。しかし、家内には暗さがショックだったようで、その日は満室でしたが、翌日は空きがあり部屋を替えてもらえました。
qui alcune belle immagini